リアのサイズによるジャイロ。
最近トラのOHも終わり、慣らしを兼ねて通勤に使っています。
そうしたら、前から書こうとしていたことを思い出しました。(^^;
自前トラのリアホイールサイズは、18インチです。
随分前になりますが、回転するホイールにもジャイロが発生していることを説明しましたね。
何のことか分からない方は、過去に書いたジャイロ効果を読んで下さい。
最近、リア18インチは難しいと感じるのです。
以下の3台の比較は、リアのサイズのみの話です。
フロントは、多少トラのサイズが細いくらいで、3台共19インチの細めのリムです。
タイヤサイズもほぼ一緒。
キャスター角など様々な差こそあれ、コーナーリングのきっかけの作り方は、3台とも同じ要領です。
こちらは'07スポーツスターのリア 16インチです。
リムサイズは、3.00。
タイヤは、150/80−16。
こちらは'06FXDダイナ、17インチです。
ホイールのサイズが見つけられなかった。(^^;
フラッシュで見えない?
タイヤは、160/70−17です。
ダイナのリム外サイズを適当に計ってみました。
130mm位。
恐らくリムサイズは4.00でしょう。
調べればすぐに分かりそうなものですが、厳密な数値を追うような話でもないので、間違ってたらゴメンナサイということで。
同じ要領で計ると、スポーツスターは85mm位でした。
こちらトラ18インチです。
こいつだけスポークホイールですが、鉄リムでチューブタイヤです。
細タイヤで、外周付近はかなり重たいはずです。
要は、強いジャイロを発生する要素を備えているということです
タイヤは、4.00−18。
リム外で68mm位。
何の話かと言うと、
スポーツスターやダイナは、コーナー中 車軸が傾いている時、適度な内向力 (内に巻き込もうとする力) と、前に進もうとする力 (車軸を起こそうとする力) とのバランスが取り易く (取れ易く)、『ピターッ!』 と地に吸い付いた様な安定感があります。
ところが、トラはリアから発生するジャイロが強すぎるのです。
フロントホイールだけではなく、リアホイールも内へ内へと向かおうとします。
後から捲られるような感じです。
安定させる為、アクセル操作や荷重の掛け方・位置に結構気を使います。
ピーンと張りつめた、綱渡りをしているような気がすることがあります。
フラフラというか安定がないというか、よく言うと軽い。
この感じをヒラヒラ感なんて表現するのでしょうか。
ヒラヒラは切り返し?
でもスポーツスターもダイナも、素早い切り返しが出来るけどヒラヒラなんて言わないしな〜。
ま〜ヒラヒラに関してはまたにしてと。(^^;
でもヒラヒラのヒントはリアにありですね。
ダイナは2006年のモデルチェンジの際に、タイヤ幅が広くなり、ホイールサイズも1インチ大きくなりました。
17インチ化は、タイヤのチョイスの幅を広げる為だけだったのでしょうか?
幅広タイヤを履く為には、幅広なホイールがセットで必要になりますね。
何しろ今までの(スポーツスターは今でも)ホイールで150サイズはギリギリだったのですから。
ホイールの幅を広げると、もちろんホイールから発生するジャイロの力も変化します。
ジャイロ効果は、円盤の径と幅・重量が密接に関係しています。
ホイールの外径が大きくなれば、発生するジャイロも大きくなります。
外径に2乗だそうです。
16インチで4.00のホイールでは、あのハーレー独自の安定感を取り出し難かったのでしょうか?
リム幅を広げた兼ね合いで17インチ化が必須だった?
HD社は、これらの数値とジャイロの因果関係を理解していないはずはないでしょうからね。
だって現に良い塩梅に仕上がっているのだから。
フロントホイールは大径で細め、リアは小径で太めでちょうど美味しくしているのです。
現行及び1モデル前のスポーツスターで、リアホイールのサイズを18インチ化している方をたまに見掛けます。
一度この辺りの変化に付いて考えてみる必要があるかもしれません。
出来れば、吊るしの状態からただ18インチ化だけした車輌に乗って検証してみたいですね。
そうしたらもっと面白い話も出来そうです。
*これらは、車体のディメンション等も深く関わる話なので一概には言えません。
単なる妄想と言うことでご理解下さい。
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カテゴリ:ジャイロ効果 | 掲載日:2007年10月27日
ジャイロ効果 その4
ジャイロ効果3をやってからしばらくたってしまいました。(^^;
自分でもどこまで書いたか忘れています。
前のを読みながら行きましょう!
今日始めて読む方は、突然読んでも分からないのでカテゴリーから以前の『ジャイロ効果』を読んでみて下さい。 
ハーレーには地球駒のような働きをする3つの大きな円盤があります。
フロントホイール・クランクホイール・リアホイールです。
まずはフロントホイールから。 
駒の回転方向は、緑色側から見ているので左周りです。
オートバイのフロントホイールに当てはめると前進方向ということになります。
回転中の地球駒の回転軸を、写真のように左に傾けるとどうなったか覚えていますか?
答えは 『駒が左に巻き込もうとする。』 です。
軸が傾いた上体をオートバイに例えると、バンク状態です。
お次はクランクホイール。
まずは直進(直立)状態。 
バーンク!! 
後ろからの方が分かりやすいかな? 
で、リアホイール。 
車体は傾けて撮るの忘れてましたが、駒が傾いてくれています。
どういうことか???
左に車体を傾けるときは通常、左に曲がる(左コーナー)時です。
その時、ジャイロ効果により左に向かって内向する力が働いているのです。
巻き込みすぎてハンドル『クリッ!』って切れて転んじゃう???
いやいや転びません。
左に傾いた軸を右に戻そうとすると、駒は右に巻き込もうとするのですが、実はその操作がアクセルを開ける動作なのです。
クラッチ切ったまま曲がっちゃダメッスよ。(^^;
ざっくりですが、
アクセルを開けるとリアタイヤが車体を押し出します。
フロントタイヤの接地点は後ろに引っ張られ真っ直ぐ走ろうとします。(ジャイロ効果3読んで下さい。)
遠心力も手伝って、車体は起きようとしますね。
ということは、アクセルを開けると今度は軸が右側に傾こうとするということです。
車体を傾ける+アクセルを開ける
= 内側に向かう力+外側に向かう力
= 安定
ジャイロ効果が強ければ強いほど、この安定する力も強くなります。
ハーレーに乗っていて、車体を傾けコーナリング中なのに真っ直ぐ走っているような感覚。
『何だろうこのコーナリングは!?』なんて感じたことがありませんか?
もしかしたらそれはジャイロ効果による安定なのかもしれませんよ。
これには、絶妙な前後のホイールサイズも関係しているのです。
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カテゴリ:ジャイロ効果 | 掲載日:2006年10月03日










